13-36 眼前の仕事にキリをつけて
先週と今週は、事務所事業の実習や会議等で出かける仕事が多かった。しかし、14日の目黒区での苦情相談と15日の小平市の介護保険認定審査会を除いて次々と中止になった。東日本大震災の影響である。当事務所主催の「開業塾・新時代懇談会」も中止にさせていただいた。このため、追われていた仕事がいつになく追いついてきている。今週中には追い付いて追い越すことになるだろう。
しかし、仕事とはどんなに進んでも終わりのないものであろう。だから、どこかでキリをつけないと終わらない。キリをつけないと新たな事態に対応できない。が、このキリの付け方が、お客さん、関係者に問われることになるから難しい。
思いだす16年前(1995.1.17の阪神大震災。被災1ヶ月後に一週間神戸の長田地区の特養ホームに陣取って、ボランティア活動(社会福祉士会派遣)に取り組んだ。そこには医師、看護婦、社会福祉士などが数人単位でグループを組んで、毎日自転車で被災地や避難所を回ってニーズをくみ上げ、さまざまなボランティア等の社会資源に結び付けていった。私はそこのリーダーをした。
また、3月には宝塚市が社会福祉士会に被災状況の調査を依頼し、その調査員として3日間2人一組になって、あの六甲山脈の斜面の住宅地を回った。このほか、社会福祉士会は、仮設住宅地での自治会づくり(コミュニティワーク)などの支援を継続的に行なった。会ができてちょうど3年目であった。みな、熱く夢中だった。
今、私たちは東日本大震災を前にして、何ができるだろう。会ができて18年。大きく成長した。が、キリをつけて震災に対応できる機動力があるだろうか。私はキリのない眼前の仕事の合い間に、毎日テレビを見ながら考え込んでしまう。
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